TOPICS/新着情報
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一緒に描こう!江戸川区の未来「えどカン」WEBサイトがオープンしました!
2020.10.12
「えどがわ未来カンファレンス」を初開催しました
2020.10.12
えどがわ未来カンファレンスメンバーが決定しました
MESSAGE/区長メッセージ
NEW MOVIE/新着動画
えどがわ未来カンファレンス第3回を開催!
第1回「えどがわ未来カンファレンス」を開催!
令和2年10月12日、「第1回えどがわ未来カンファレンス」が開催されました。「えどがわ未来カンファレンス」とは、共生社会を目指す江戸川区が、その実現に向けて発足したプロジェクト。様々な場面で活躍する多様な委員を招き、それぞれの立場から意見を交換し合うことで、これからの江戸川区をより良くしていくアイデアが生まれることを目指します。
【自己紹介】
キックオフとなった今回は、宗家花火鍵屋15代目・天野安喜子さん、総合内科専門医・おおたわ史絵さん、東京大学大学院情報学環特任教授・片田敏孝さん、国連の友Asia-Pacific代表理事・金森孝裕さん、車いすラグビー選手・壁谷知茂さん、明治大学経営学部公共経営学科教授・菊地端夫さん、フリーアナウンサー・久下真以子さん、アゼリー江戸川チーフマネージャーのグリズデイル・バリージョシュアさん、思考家・白土謙二さん、講談社FRaU編集長兼プロデューサー・関龍彦さん、ローマ五輪女子100m背泳ぎ銅メダリスト・竹宇治聰子さん、株式会社ロフトワーク代表取締役・林千晶さん、オランダ語教師のハンス・デ・モスさん、東京大学教養学部環境エネルギー科学特別部門客員准教授・松本真由美さん、株式会社W TOKYO代表取締役社長・村上範義さん、乃木坂46・山崎怜奈さん、デザイナーのライラ・カセムさんといった、職業も、性別も、人種も異なる多彩な17名(五十音順)の委員にご出席いただき、斉藤猛江戸川区長が座長を務めながら自己紹介で各委員それぞれの得意分野について情報交換を行いました。
【江戸川区の紹介】
自己紹介の後には斉藤区長から、江戸川区が直面している課題の説明がなされました。現在「待機児童」が23区内で最多となっていることや、「転出超過」が続いていること。さらには、「2100年には区内の人口が25万人減少する」といった試算まで、看過できない現状が斉藤区長の口から語られました。
また、区内の7割が“海抜ゼロメートル地帯”であり、「ここにいてはダメです」というフレーズが多くの議論を巻き起こした「水害ハザードマップ」にも言及。ハザードマップを発表した意図を解説しました。
解決すべき課題を明示したうえで、次に語られたのが「江戸川区が目指す主な目標」です。
・緑を増やす
・水辺を守る
・誰もがスポーツをできるように
・共生社会の実現
・区民の生命・財産を守る
という主な目標を掲げた斉藤区長。この目標を実現させることで「○○の江戸川区」という、他の自治体には真似のできないオリジナルの個性を見つけ出していき、“江戸川区”というブランドを確立していきたいと語りました。
そのためにも「SDGsの17のゴールをテーマにしながら、様々な議論を交わしていきたい」と、このカンファレンス開催に込めた思いの丈を委員に伝えました。
【各委員からのコメント】
斉藤区長から現状と展望の説明を受けた委員からは、「江戸川区の魅力を知った」という声や「ここに課題があるのではないか」という指摘など、いくつもの感想が飛び交いました。
「誰もがスポーツをできるように」という目標実現のために行う、「東京パラリンピックで開催される22競技全てを区内で行えるようにする」という全国で初となる区の取り組みは、多くの委員から高く評価されました。中には一歩踏み込んで、「街のバリアフリーも更に進め、江戸川区は障害者にも住みやすい街だ、という街づくりにつなげていくべき」という取り組みを発展させた案も上がりました。
「人口減」の話の中で紹介されていた「30代40代の転出者が増えている」という課題に対しては、「待機児童」や「水害リスク」などが理由ではないかと推測する委員も多く、実情の調査を求める意見も見られました。
また葛西海浜公園など江戸川区の持つ魅力を、ただ「伝える」のではなく、例えばエンターテイメントなども取り入れながら「伝わる」ようにして、国籍を問わず多くの人に「江戸川区に住みたい」と思われる街にしていってはどうか、という提案もなされました。
初回から、各委員のそれぞれの見識をふまえた多彩な改善案・問題提起が飛び出した「えどがわ未来カンファレンス」。この場から生まれたアイデアの種を大事に育てていくことで、未来の江戸川区はより良い街へと変わっていくに違いないと感じられる回となりました。