HINT

日本は寝たきりのお年寄りが多い!?
健康で長生きな人生をおくるには

「健康寿命」とは、介護の必要がなく、自ら体を動かして生活できる期間のことです。2016年時点の日本人の健康寿命は男女ともに過去最高を更新し、男性は72.14歳、女性は74.79歳。ただ、日本人の「平均寿命」は男性が80.98歳、女性は87.13歳と健康寿命との間に差があり、医療にかかるお金を抑えるためにも差を縮める必要があります。

健康寿命と平均寿命の「差」が大きい日本

2010年以降、日本では政府が「健康寿命の延伸」を掲げたことをきっかけに、自治体や企業による健康に関する取り組みが急速に進みました。高齢者になってもいきいきと生活できるのはよいことです。ただ、平均寿命との差が大きいとその分だけ手厚い医療や介護が必要になり、多額の医療費や介護費が必要になります。健康寿命と平均寿命との差を縮める方法としては、病気を予防したり健康寿命を一層延ばすために健康増進に取り組む、また介護を必要としない体づくりなどがあります。平均寿命と健康寿命の差を短縮することは、将来的な医療費や介護費の負担軽減につながり、さらに国民の生活はより一層豊かになると言われています。

この社会課題と関係が深いSDGs

すべての人に健康と福祉を

働きがいも経済成長も

住み続けられるまちづくりを

パートナーシップで目標を達成しよう

すべての人に健康と福祉を

あらゆる年代の人々が健康的な生活を確保するためにも、健康増進の取り組みをするだけでなく、将来にわたり安定した医療・介護サービスを受けられる仕組みが必要になります。

働きがいも経済成長も

健康は、生活の質(QOL)を高め、人々の関係性を構築し、働く意欲を高めることにも貢献します。自身の健康を維持することは、幸せな社会生活に欠かせません。

パートナーシップで目標を達成しよう

人間関係といった社会的な要素も、健康づくりに大きくかかわります。日々の生活で人間関係を構築することも、健康寿命を延ばすことに貢献しているのです。

豆知識

日本の健康寿命は、2001年と比較して男性は約3歳、女性は約2歳延びています。ただ、同様に平均寿命も延びているため、より一層健康寿命を延ばし、平均寿命との差を縮めるための取り組みが必要なのです。

議論ポイント

  • Q1世界と比べて日本の健康寿命が 長い理由はなんでしょうか? 考えてみよう。
  • Q2健康寿命を支える要因にはどのようなものがあるでしょうか? 一緒に考えてみよう。
  • Q3健康寿命を延ばすために、今からやっておくべきことはなんでしょうか? 一緒に考えてみよう。