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日本は世界のなかでもどんどん暑くなっている国?

今までにないほど大量の雨が降ったり、冬なのに暖かい日が続いたり、少し前までは考えられない気候の変化が日本で起きています。気候変動の影響は私たちの日常生活だけでなく、農業や林業といった産業、植物や野生生物の分布などにもあらわれており、ひとつしかない地球を未来に残していくための対策が必要です。

地球、そして日本の温暖化は温室効果ガスが原因

気候変動は世界全体で起きていますが、日本は特に進んでいると言われています。その代表的なものが年平均気温の上昇です。世界全体では19世紀後半以降の100年で年平均気温は0.72度の割合で上昇していますが、日本は1898年以降の100年あたりおよそ1.1度の割合で上昇しています。これは、世界の年平均気温の1.5倍の上昇率です。これにより最高気温30度以上の真夏日と最高気温35度以上の猛暑日の年間日数は1931年から増加傾向にあり、そのうち猛暑日は10年あたり0.2日ずつ増加しています。気温上昇の原因である温室効果ガスの排出を抑える対策だけでなく、2015年に政府として初めて閣議決定された「気温変動の影響への適応計画」のような、社会や自然環境のなかですでにあらわれている影響に対しての対応も必要です。

この社会課題と関係が深いSDGs

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

つくる責任 つかう責任

気候変動に具体的な対策を

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

化石燃料(石油や天然ガス)依存のエネルギー利用は、温室効果ガスである多くの二酸化炭素(CO2)を出すことから、地球温暖化に拍車をかけています。

つくる責任 つかう責任

企業による生産活動、日々の生活における私たちの消費活動やライフスタイルそのものが、気候変動にも大きな影響を与えています。

気候変動に具体的な対策を

気候変動には私たちの生活内容が大きくかかわっているため、地球温暖化の影響が少ない暮らし方に向けて見直していくことが求められます。

豆知識

地球温暖化の影響は世界中の至るところで表れています。海水が熱膨張し氷河が溶けることで、今世紀末には海面が82センチメートル上昇すると予測されており、海面が上昇することで沈んでしまう島もあると言われています。

議論ポイント

  • Q1気候変動は日本以外にも影響を与えています。日本への影響、海外での影響を調べて、共有してみよう。
  • Q2平均気温が上昇している日本において、快適に過ごすにはどうしたらいいでしょうか?アイデアを共有してみよう。
  • Q3気候変動を抑えるために、日常生活においてどのようなことができるでしょうか?一緒に考えてみよう。