誰もが安心して暮らせる
共生社会のために
「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。17の目標と169のターゲットから構成されており、「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、経済、社会、環境、3つの側面からバランスの取れた持続可能な開発を目指しています。
江戸川区では、「誰もが安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現」に向けてSDGsの実現に積極的な取り組みを行っていきます。
江戸川区の目指す共生社会の実現・SDGsの達成に向けて
先進的な取り組みを行う企業や、多彩な情報を集める専門家、研究者、タレントなど様々な方からのインタビューをお届けします。
【ライオン株式会社】
江戸川区 平井を起点に、環境や健康の面からSDGsへのアプローチを実施
【トヨタモビリティ東京】
店舗を、地域の防災拠点やコミュニティーの場へと開放する新しい販売店の形へ
【知花くららさん】
世界の現実を見て来たからこそ感じるSDGsの重要性とできること
【久下真以子さん】
「日本一パラを語れる女子アナ」から見た江戸川区のパラスポーツ振興の現在地とは
【上原大祐さん×久下真以子さん】
キーワードは「友達ごと化」。2人が語る、「お互いにできること」から共生社会実現のヒントを探る
【魚住りえさん】
フリーアナウンサーとして、共同経営者として、多面的な捉え方で考えるサスティナビリティーのあり方とは
【笹谷秀光さん】
SDGs実践の最前線を見てきた中から見つけた「発信型三方良し」で実現する「共生社会」の姿とは
【寺島健一さん】
江戸川区から世界へ。「誰一人取り残さない」の実現を目指す多国籍企業「デジタリーフ」の取り組みとは
誰もがスポーツを楽しめる環境を目指して
スポーツを、誰もがあきらめずに、親しむことができるようにする区の取り組みとして、「東京2020パラリンピック22競技できる宣言」をしています。
東京2020大会に向け、パラスポーツをより多くの人に知ってもらうために、親しみやすいマンガでパラスポーツの魅力をお届けします。
蒼空の彼方へ
- Para Badminton story -
ある日突然、交通事故に巻き込まれ、片足を失った主人公。これまでの人生との違いに深く迷いながらも、パラバドミントンに出会うことで徐々に障害を受容し、少しずつ新たな道を切り開いていく。スポーツを通じて、誰もが輝ける世の中になるためのメッセージを届ける物語です。
Orange Memories
- オランダからの贈りもの -
江戸川区はオランダのホストタウンです。その連携国オランダの特徴や現地発祥のユニバーサルスポーツ・コーフボールが、オランダに留学した主人公の目線を通じて語られます。日本とオランダ、2つの国を比較するなかで、やがて主人公は、あることに気づきます。多文化共生社会の先駆けオランダ、そこに広がっていた景色とは…。
SDGsコラム
日本は今どのような課題を抱えているのでしょうか。江戸川区だけでなく、知っているようで知らない日本の現況をわかりやすくお伝えいたします。
日本では6人に1人が貧しい生活をしている?
「生活するためのお金が足りない」といった貧困問題を、日本には関係ない話だと思っていませんか?
必要な食べ物を日本人がどんどん捨てている?
私たちが生きるうえで欠かせない「食」。とても身近な存在である分、時代や社会を反映すると言われています。
日本ではまもなく3人に1人が高齢者になる?
ニュースや新聞で目にすることが多い「超高齢社会」。日本では65歳以上の高齢者がたくさん暮らしていますが、高齢者が増え続けることにより年金や医療費など解決しなければいけない課題がたくさん生まれています。
100年後には、日本の人口が半分になる?
日本の現在の総人口は約1億2,600万人で、世界で10番目に人口が多い国です。世界の人口はどんどん増え続けていますが、日本は人口がどんどん減り続けています。人口が減り続けるということは、私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか?
人間は「男」と「女」だけじゃない?
「人間」とはどんな生き物でしょうか? なかなか説明が難しいですよね。現代は性別や年齢の違いだけではなく、さまざまな価値観をもつ人たちが、同じ社会のなかで一緒に生活をしています。異なる考え方や生き方をする人たちを分けることなく、みんなが幸せに暮らせる社会をつくっていく必要があるのです。
今の日本人は近所の人と話さない?
日本の古きよき風習として根づいていた「ご近所づきあい」など、住民同士がつながっていた地域コミュニティのかたちが、最近では少子高齢化や人口減少の影響により変化しています。人々のかかわり合いが少なくなることは、地域としてさまざまな問題を抱えることになるため、解決策を考える必要があります。
日本は寝たきりのお年寄りが多い!?健康で長生きな人生をおくるには
「健康寿命」とは、介護の必要がなく、自ら体を動かして生活できる期間のことです。2016年時点の日本人の健康寿命は男女ともに過去最高を更新し、男性は72.14歳、女性は74.79歳。ただ、日本人の「平均寿命」は男性が80.98歳、女性は87.13歳と健康寿命との間に差があり、医療にかかるお金を抑えるためにも差を縮める必要があります。
日本は雨がたくさん降るのに、将来は水不足?
日本は、梅雨や台風の影響により、世界でも有数の『雨が多い国』となっています。年間平均降水量は約1,700ミリメートルと、世界平均の約2倍の量の雨が降ります。これだけ雨が降ると「日本にはたっぷり水がある!」と思ってしまいますが、実は将来的に水不足になる可能性があるのです。
日本の電気やガスは、ほとんどが外国産?
スマートフォンで動画を見たり、ぽっかぽかのお風呂を沸かしたり、私たちの生活には電気やガスなどのエネルギーが欠かせません。そのエネルギーは石油や天然ガス、太陽光や風力などのさまざまな資源からつくられますが、資源に恵まれていない日本にとって、今後も安定してエネルギーを確保することは大きな課題になっています。
楽しい夏祭りも、大事な伝統文化ってホント?
地域の芸能、工芸、歴史建造物など、日本には多くの伝統文化や技術があります。地域の夏祭りだって伝統文化です。それらは住民コミュニティの維持や、地域の産業や経済にとっても大切な存在ですが、高齢化が進む現代では、伝統文化の継承が難しくなっているケースもあります。
日本では古くなった橋やトンネルがどんどん増える?
日本の道路や橋、トンネル、港湾、公園などのほとんどは、1950年代〜1970年代の高度経済成長期につくられたものです。このような建設後何十年も経過している「インフラ」(→P55豆知識)が日本中には多くあり、今後のインフラ整備について考えていかなければなりません。
日本ほど災害が起こる国は、世界でも珍しい?
近年日本で発生した、東日本大震災や西日本豪雨、御嶽山噴火といった自然災害。なんだか日本は特に多いように感じますが、地形や地質、気象などの自然的条件が組み合わさり、日本は地震、台風、火山噴火、豪雨、洪水などの自然災害が発生しやすい国土なのです。だからこそ、平穏なうちから災害に備えなければなりません。
日本は都会が元気なのに、地域は元気がない?
少子高齢化による人口減少や後継者不足、都市部への人口流入などの影響で、将来的に元気がなくなる可能性のある地域の経済。しかし、「ピンチはチャンス」という言葉があるように、現在の日本では新しい社会のあり方を「ローカル(地域)」から見直す動きが生まれています。
日本は世界のなかでもどんどん暑くなっている国??
今までにないほど大量の雨が降ったり、冬なのに暖かい日が続いたり、少し前までは考えられない気候の変化が日本で起きています。気候変動の影響は私たちの日常生活だけでなく、農業や林業といった産業、植物や野生生物の分布などにもあらわれており、ひとつしかない地球を未来に残していくための対策が必要です。
これからのビジネスは、お金を稼ぎつつ世界の課題も解決できる?
今まで世界中では自分たちの国の経済成長、そして自分たちの会社を成長させるために人々はがんばってきました。しかし、これからの地球の未来を担う企業や人々は、経済成長だけではなく、同時に地球上のさまざまな社会課題の解決にもつながる新たなビジネスのかたちをつくりあげることが求められます。
日本は世界のなかでも特に自殺が多い国ってホント?
日本では自ら命を絶つ「自殺」が大きな社会問題になっています。先進国のなかでも特に日本は自殺での死亡率が高く、その理由として日常生活での悩みやストレスが関係していると考えられています。自殺を減らし、一人ひとりが笑顔で生活できるようになるためには、どのようにストレス社会と向き合っていくかが重要となります。